2023/09/17
金曜日(9/15)からの3日間、2か月ぶりに実家(博多)に帰省しました。帰省は年1、2回のペースなのですが、実家の年寄り関係で諸々の作業を行うため、今回は臨時の帰省をしました。以下、愚痴だらけなので、ここでスルーしていただいても構いません。自分の中で昇華するための記録です。
前回の帰省が7月中旬の連休で、お盆期間は人が多いのではじめから見送りました。結局、お盆期間は台風が来て大幅に新幹線のダイヤが乱れたので、帰らなくて良かったのですが・・。
今回の帰省は、実家で契約していたケーブルテレビJCOMの解約に伴う工事の立ち会いです。
JCOMは父親が10年以上前の地デジ移行前に契約したもので、近所の人がみんな契約しているからとのことで、騙されて?加入したものでした。年寄り(当時70歳以上)なので、何も分からないまま、地デジになるので、TVが見れなくなるという脅し文句?で騙されたのでしょう。
実家の近くに住む姉の子供が小さい頃で、ケーブルテレビでアニメや子供向け番組も契約しており、毎月7、8千円支払っていました。
その父親が2回の脳梗塞後、要介護3になった今、この契約も放置状態だったので、昨年、まずアニメチャンネルを私の方で解約しました。ただし、デイケア(費用はすべて長男の私が負担)から将来、介護老人福祉施設に入るにあたり、親の年金ではお金が足りないので、無駄な出費を減らすべく、JCOMのテレビ自体から解約することにしました。結局、それでも私の継続費用負担は変わりませんが・・。そもそもJCOMの契約はケーブルテレビと電話の契約ですが、電話は新たに契約するのも大変なのでそのまま継続で、テレビのみを解約しました。
ただ、この手続きに「NHK」が絡んで非常に面倒臭かったです。私は実家から離れた所で生活をしており、親の代わりに電話でやり取りを行う必要がありました。母親が全くこの手の話が分からないので・・。
NHKのふれあいセンターという受信料のナビダイヤルがあるのですが、数回電話しましたが、まず、電話がつながるまで時間がかかり、担当者によって衛星放送から地デジ放送のみの契約への変更の段取りについて、言うことが全く違いました。思わず我慢できずに声を荒げて苦言と暴言を吐くまでに・・。やっぱりお役所はダメですね。
民間のサービスならば、ここまでひどくはないと思います。NHKの窓口担当者は聞かれたことしか答えておらず(AIでもできそう)、ユーザの求めていることまで言及しない。何のために電話をしたのかを伝えているのに、その目的をフォローするだけのサービスが初めからありませんでした。期待しても無理でしょうね・・(呆れから諦めへ)。
何とか怒りを抑えて「ケリ」は付いたのですが、JCOMにしても、NHKにしても、国の法律にしても、何事にしても、高齢者にとって契約等が分かりやすくなっておらず、その分、身内がフォローに入り、苦労することになりますね。詐欺まがいのことをしても高齢者は気付かないのではないかと思います。
ようやく、私の子供も一人立ちできるようになり、自分の時間、夫婦の時間ができたと思ったら、親の介護の話です。私と同じ世代(50代)の方々は同じ経験をされているとは思いますが、私自身も歳を重ねるのが今から大変つらく感じています。
父親の介護老人福祉施設への入所が要介護3の認定から7か月後の先週、ようやく正式に決まりました。個室にテレビを設置すべく、私が購入して今回設置しました。家電量販店にすべて頼んでいたら、何でもかんでもお金を取ろうとしますからね。配達もなしで数キロ離れた店に歩いて買いに行きました。帰省すると足(車)がないんですよね。いい運動になりました。
母親は当初は施設に入れることに躊躇っていましたが、父親の介護の負担が軽減して自分の時間を持てるようになったのは唯一良かったことと思います。
今後、高齢者が増えて行くのに、介護施設の絶対数が不足しており、待ち期間が長くなっています。待機児童ではなく、待機老人が増加しています。保険証のデジタル化よりも大事なことがあるのではないかと思います。