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C++でOpenCVのフォームアプリを作る(1)

 OpenCVの個人用の開発環境をC++で作ろうと思い立ちました。

 画像処理は昔々仕事で市販の高価なライブラリを使って行っていました。それらのライブラリには、開発環境(開発ソフトウェア)が付属しており、画像処理のアルゴリズムやフローを検討するのに非常に重宝していました。便利なものでは、C++やC#にコーディングしてくれる機能も付いています。処理の簡単なものは、コーディングされたものをそのまま使えますが、複雑な処理を行う際は、最終的に自分でソフトウェアを構築し直す必要がありますが・・。

 OpenCVでそのような開発環境を備えたフリーウェアを探していたのですが、見当たりませんね(私の調べ方が悪いのかもしれません)。有償ならどこかの企業が作っていそうですが・・。
 何か、簡単なものでも画像処理を行いたいときに、わざわざコードを書かなくても、気楽に確認できるツールがあれば良いなと思いました。そこで、昔を思い出して画像処理の基本を復習する上でも、またC++を勉強する上でも良いこと思って始めました。

 まだ、コードを書き始めて間もないので、日々内容も変化していますが、イメージはこんな感じです。colorimage_dsp160528.pngメニュバーで処理選択を行い、個別処理設定タブで細かい条件を設定し、画像表示ピクチャボックスや処理トレンド表示で処理内容を確認する仕様です。カラー画像ではカラーヒストグラムも表示できます。また、グレー画像では、グレーヒストグラムとともに、ピクチャボックス内のマウスカーソルの位置近傍の輝度マップも表示できるようにしました。grayimage_dsp160528.png

 以前、C#で似たようなフォームアプリを作ったことがありますが、C++でも同じように組めそうな感じがします。個々の細かい話は今後、書き記して行きたいと思います。
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九州国立博物館に「始皇帝と大兵馬俑」を見に行く

 5/5に九州国立博物館に「始皇帝と大兵馬俑」展を見に行きました。sikoutei_160507.png 本家の兵馬俑は、20年ほど前(大学院のM1の時)、学会で中国(北京)に行った際に、西安まで足を伸ばして、実際に見ました。そのスケールの大きさに感動したことを今でも覚えています。
 陝西省(せんせいしょう)の協力のもとで開催されていたこの展示会ですが、規模は当然ながら本家と比べられませんが、本物の素焼の兵や馬をすぐそばで見ることができました。10体の本物の陶製兵馬と、50体のレプリカが展示されていました。一体一体のその精巧さ(特に顔の表情や手の表現)をじっくり味わいました。これは本家の兵馬俑にはない魅力でした。

 乱世(春秋戦国時代)を制した「秦」の「嬴政(えいせい)」は中国全土を統一し、自ら「皇帝」と名乗ました。First Emperorですね。始皇帝の業績は、悪評の「焚書・坑儒」(実用書以外の書物を焼き捨て、儒者を穴に埋めて殺す)をはじめ、中央集権のための「郡県制」をしいたり、「万里の長城」を建設したり、死後なお、その永遠の世界を生き続けるために「兵馬俑」を建設するなど数多くあります。

 ただ、個人的には「度量衡の統一」がその中でも大きな業績であるように思います。乱れた世の中をまとめる手始めといて混沌としていた度量衡に目を付ける点は、先見性があるリーダに思えてなりません。

 展示会では、始皇帝の生きていた時代にタイムスリップして、紀元前なのに文明・技術の進んだ時代を満喫することができました。

博多どんたくに行く

 5/4の午後、両親と「博多どんたく」に出かけました。前日のひどい雨も上がって、風は強かったですが、快晴でした。私が小学生の頃は毎年家族で行っていたような気がしますが、中学生以降は行った記憶がありません。直近では、2年前のGWに帰省した際に久々に両親と「博多どんたく」に行きました。懐かしさと同時に新鮮さを感じました。特に私のおやじは生粋の「博多っ子」なので、楽しそうに童心に帰って見ていました。dontaku_160507.png 「博多どんたく」は800年以上前に始まった伝統的な民俗行事の「博多松囃子(はかたまつばやし)」を起源とし、オランダ語の休日(Zondag)がその語源と言われています。
 今年の「博多どんたく」は、熊本・大分の震災のため、開催が危ぶまれましたが、戦後の博多の復興の象徴である「どんたく」の精神を引き継ぎ、「どんたく WITH THE KYUSHU 熊本・大分の復興に向けて」をスローガンに開催されました。私も自粛するより、復興支援としての開催に賛同したいと思います。

 西鉄で天神に出て、初めは福岡市役所前のステージで1時間程度観覧して、その後パレードの出発点である呉服町へ向かいました。前回(2年前)はパレードの到着点である福岡市役所前でパレードを見ましたが、今回は出発点で観覧しようと高齢の両親を連れて地下鉄で移動しました。
 テーマパークのパレードのようなもので、福岡市長、親善大使のお姉さんたちを先頭に、花自動車、マーチングバンド、どんたく隊が続きました。市民のお祭りですが、最近では九州はもとより、日本を問わず、海外からの参加(一般人、企業)もあります。
 「花自動車」は、西鉄が出している、かつては「花電車」と呼ばれていたものです。記憶がおぼろげですが、私が生まれた頃、福岡市内には西鉄の路面電車が走っていました。どんたくの際に、電飾でデコレーションして市内を走行していました。その後、路面電車は廃止になり、「花自動車」に生まれ変わりました。私が見ていた30年以上前と現在を比較すると、昔の方が装飾が華やかで手が込んでいたように思います。現在のものはベニヤに絵を描いて電飾している安っぽいイメージがします。いつからなのでしょうか?
 余談ですが、帰省中のローカルニュースで、戦前の「博多祇園山笠」のモノクロ映像を見ました。現在の舁き山(かきやま)は華やかで勇ましいものですが、戦前のものは、ベニヤに絵を描いたような質素なものでした。モノが潤沢にない時代のせいだったのかもしれませんが、舁き手の勇ましさは映像から伝わってきました。「花自動車」と「山笠」の対照的な所が、興味深かったです。
 
 今年は4年ぶりに、ミッキーマウスが来福していました。ディズニーシーの15周年を記念してとのこと。中高生が非常に騒いでおり、ディズニーランドのパレードの様相でした。おふくろ曰く、
「これ、見たことあるよ、大分で。」
「・・・。」
「・・・。」
「それってハーモニーランドのキティちゃんじゃないの?・・・。」

 マーチングバンドも非常に良かったですね。見ている方も楽しくなり、日々の疲れも飛び去り、十分な息抜きができました。

故郷博多に帰省する(2)

 5/3から「博多どんたく」が開催されていましたが、当日は、雨のため午後からのパレードは中止になりました。駅前の「どんたくステージ」を横目に奥さんから頼まれていた買い物に博多マルイ(○I○I)に行きました。最近(4/21から)オープンしたとのことで、昔の博多中央郵便局の跡地にできていました。博多駅も見ないうちに発展しています。

 奥さんから頼まれたのは佐賀の嬉野市の「いおり窯」という有田焼の窯元のマグカップです。奥さんお気に入りの窯元とのこと。有田でもこの時期、陶器市が開催されており、その窯元が出店しているので、買いに行けるか?と聞かれたのですが、さすがに有田は遠い・・。ところが、幸い、博多マルイで、GW期間中、臨時出店している情報を奥さんが入手。その一途な気持ちに負けて?、いざ出陣です。sakura_160507.pngsakura1_160507.png 鮮やかな花柄のマグカップです。私には正直な所、同じような柄にしか見えないので、奥さんがプリントアウトし、希望する柄にマークをつけた資料を持参しました。幸い、奥さんの希望の柄(写真の2種類)のマグカップがあり、即購入し、その日のうちに宅急便で郵送しました。大変喜んでもらったので、めでたし、めでたしです。

故郷博多に帰省する(1)

 GWの後半を利用して実家のある博多に帰省しました。
 熊本・大分の地震で福岡市内でも本震の時は震度4以上を観測し、両親も大変驚いて、その日は朝まで眠れなかったと話していました(当初本震と言われていた前震よりもよく揺れたとのこと)。実家は、築40年以上の家ですが(私よりも年上・・)、福岡西方沖地震(2005年3月、福岡は震度5)にも耐え、今回の地震でも大きな被害はありませんでした。実家には、1年4か月帰っていなかったこともあり、久々の帰省でした。
 5/2、仕事が終わった後で、京都から新幹線に飛び乗りました。家族と一緒に実家に帰りたかったのですが、子供の部活がGW期間中もあり、奥さんと子供2人を家に残して、私だけ帰省しました。

 翌日(5/3)は、昼食、買い物を兼ねて、博多駅へ出ました。朝からひどい雨と強い風でした。駅に着くまでにずぶ濡れ状態でした・・。気分を取り戻して・・、駅地下の「一蘭」でラーメンを食べて、博多に帰ってきたなぁという感傷にひたりました。ichiran_160507.png 私と一蘭の出会いは大学時代です。当時、私は京都で学生生活を送っていて、夏休みに帰省した際に高校時代の友人に一蘭に連れて行ってもらったのがはじまりです。それから25年間、飽きもせずにハマってしまっています。長いお付き合いです。一蘭は最近では全国各地に店舗がありますが、当時は福岡市周辺しか店舗がなかったと記憶しています。実家に帰省し、一蘭を食べることが一つの帰省の楽しみです。今の住居からは京都の蛸薬師にある河原町店、ちょっと離れて岐阜にも店舗がありますが、やはり地元が一番うまいですね。味が微妙に違うような気がしています・・。実家に帰って、リラックスするせいでしょうか?何でもおいしく感じられるのでしょう。いつもの私の定番で、超かた麵で替え玉(チャルメラ)もしてお腹も大満足です。

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Author: Dr.BobT
興味のおもむくままに生涯考え続けるエンジニアでありたい。

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