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jupyter notebookでOpenCV 3.1を動かす(1)

 以前のブログで、MacにAnacondaとTensorFlowをインストールしたことをお話しました。その後、OpenCVもインストールしようとしましたが、うまく行きませんでした。Anacondaは最新バージョン(4.3.1. 2017/4/30現在)で、Pythonも最新バージョン(3.6.0)がインストールされています。
 原因を調べていると、最新のPython 3.6.0環境は、インストーラ等がまだ対応していないことが分かりました。結局、面倒ですが、Python 3.5の仮想環境を作って、そこにOpenCVをインストールすることにしました。

 手順は以下の通りです。"py35"という仮想環境を作りました。
MacBook-Air:~ xxx$ conda create -n py35 python=3.5 anaconda
 次に、仮想環境py35を実行して、
MacBook-Air:~ xxx$ source activate py35
Pythonを実行します。
(py35) MacBook-Air:~ xxx$ python
 Python 3.5.2 |Anaconda 4.3.1 (x86_64)| (default, Jul 2 2016, 17:52:12)
[GCC 4.2.1 Compatible Apple LLVM 4.2 (clang-425.0.28)] on darwin
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>>
 バージョン3.5.2がインストールされました。次に、OpenCV3をインストールし、
(py35) MacBook-Air:~ xxx$ conda install --channel https://conda.anaconda.org/menpo opencv3 
Fetching package metadata .............
Solving package specifications: .

Package plan for installation in environment /Users/xxx/anaconda/envs/py35:

The following NEW packages will be INSTALLED:

opencv3: 3.1.0-py35_0 menpo
tbb: 4.3_20141023-0 menpo

Proceed ([y]/n)? y

tbb-4.3_201410 100% |################################| Time: 0:00:07 210.86 kB/s
opencv3-3.1.0- 100% |################################| Time: 0:00:27 1.45 MB/s

バージョンを確認します。
(py35) MacBook-Air:~ xxx$ python
Python 3.5.2 |Anaconda 4.3.1 (x86_64)| (default, Jul 2 2016, 17:52:12)
[GCC 4.2.1 Compatible Apple LLVM 4.2 (clang-425.0.28)] on darwin
Type "help", "copyright", "credits" or "license" for more information.
>>> import cv2
>>> print(cv2.__version__)
3.1.0
 無事にOpenCV 3.1.0がインストールされました。

 次に、先ほど作成した仮想環境「py35」を選択し、jupyter notebookを実行しました。py35env170430.png 以下、OpenCVの動作確認です。jupyter_opencv_test170430.png In [1]と[2]はそれぞれPythonとOpenCVのバージョン表示で、[3]でカラー画像を読み込み、[4]でGray処理、[5]で二値化処理を行い、ファイル出力しました。結果は以下の通りです。flower_170430.pngflower_gray_170430.pngflower_threshold_170430.png 問題なく、動作しているようです。OpenCVはC/C++で利用することが多いですが、データ解析に画像を使うことを考えると、今後pythonに慣れておいた方が良いのかも知れません。いろいろと興味が分散してしまうことが私の難点かも・・。
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新Windowsパソコン購入後の格闘

 MacBook AirのBootcampにて、最新のWindows10の環境を構築(Update)できなかったので、不本意ですが、新しいWindows10パソコンを購入しました。自宅にはDELLのCore i7のデスクトップパソコン(主に家族用)がすでにあるので、ロースペックで構わないので、10万円以下の自分専用のノートPCを探しました。結局、HPのタッチディスプレイの付いたタブレットにもなる13.3型ノートPCを購入しました。スペックが非常に中途半端で、人気もあまりなさそうです・・・。 発注後、2日で届いたので、早速電源を入れ、環境設定に取り掛かった所、無茶苦茶遅い・・・。タスクマネージャーで確認した所、CPU使用率がず~~と100%。全くあり得ない・・。重たくて設定すらできない・・。よくよく調べていると、デフォルトで動いていたMcAfee LiveSafeというウィルス対策ソフトが悪さ?をしていました。速攻削除しました。これでかなりの速度アップ。また、HPパソコンにデフォルトで入っているHP関連のソフトウェアも鬱陶しい・・。一応やみくもに削除して動かなくなるのも困るので、バックアップを取ったのちに一気に削除しました。専用のバックアップ用のHDDも購入しました。出費がかさみます・・。 結局、デフォルトで入っていて、削除したアプリは以下の通り。
  McAfee LiveSafe
  Dropbox 25GB
  Line
  Facebook
  MS Solitaire Collection
  Simple Mahjong
  Netflix
  Skypeプレビュー
  Energy Star

  HP AC Power Control
  HP Support Assistant
  HP Cool Sense
  HP Documentation
  HP Audio Switch
  HP ePrint SW
  HP Jump Start Bridge
  HP Jump Start Launch
  HP Registration Service
  HP Support Solutions Framework
  HP Sure Connect
  HP System Event Utility
  HP 3D Drive Guard
  HP Wireless Button Driver
 9アプリとHP関連14アプリの計23アプリです。それにしても、HPのアプリは本当に鬱陶しいですね。加えて、タスクスケジューラにも無駄な爆弾?が仕掛けられていたので、すべて削除しました。おかげで、対策後は、起動もすんなり行え、CPU使用率が100%というあり得ない状況を回避することができました。飛躍的にサクサクと動くようになりました。

 また、ユーザアカウント関連も設定し直しました。cmdでターミナル(Dosプロンプト)に出ると、ユーザ名(c:\Users\xxxxx)がメールアドレスの先頭から5文字という気持ち悪い状態(名前が切断されている状態)だったので、ネットで対応を調べ対処しました。やれやれです。

 最後に、ウィルス対策ソフトウェア(ソースネクスト:ウィルスセキュリティ)をインストールして、HDDの中身全部のバックアップを取りました。二度と同じ過ちを犯さないように、いつでも復旧できるように、今後はこまめにバックアップを取る必要があると思っています。気まぐれなWindows Updateに対しても、注意が必要ですね(現在のバージョンは1607、OSビルド14393.1066)。
 今回の一連の愚痴も出尽くしました。これから「Happyパソコンライフ」を送りたいものです・・。

MacBook Airの悲劇(2)

 前回の続きです。MacBook AirのBootcampで動いているWindows10のUpdateに失敗して、Macのパーティションを消してしまいましたが、不幸中の幸いで、先月Time MachineでMacのバックアップを取っていたことを思い出しました。OSをEl CapitanからSierraにUpdateした時のものです。

 再度、諦めきれずに懲りもせずクリーンな状態でWindows10を入れ直そうという試みです。「Command + R」でいざ復活です。祈る気持ちで画面の地球アイコンを眺めます。無事に、OS Xユーティリティが起動し、「ディスクユーティリティ」でパーティションを1つにし、バックアップを取ったHDDを接続して、「Time Machineバックアップから復元」を実行しました。待つことしばらく。無事に復元しました。さすがMacです。惚れ直しました・・。

 Bootcampアシスタントで再度、Windows10をインストールを試みましたが、同じ「準備しています」画面が出たままで、結局ダメでした。Windows10に無償Updateする前のWindows8.1(DVDメディア所有)からやり直さなくてはならないのかと思ってやってみると、こちらはすんなりインストールできました。
 Windows8.1から再度Windows10にUpdateを試みるもダメでした。無償Updateの期間が終わっており、うまく行かないのでしょうか・・?一度無償Updateしたものは、再度クリーンインストールできるとのネット記事を確認しましたが、何せうまく行きません。その上、自動Updateを何度も繰り返して来ており、その都度外部メディアにシステム保存していなかったので、いまさらどうすることもできません。

 ストレスやマイ〇ソソフトに対する不信感もピークに達し、どう足掻いても元に戻せない気がしてきて、時間も惜しくなってきたので、無念ですが、諦めて、新しいWindows10マシンを購入し、MacはMacで使って行こうと決心しました。

 今回、非常に多くのことを学ぶ?ことができました。今後は、むやみにWindowsのUpdateをせず、バックアップをこまめに取るようにしようと思います。また、通り魔のようにやってくるWindows10の自動Updateにも備えなくてはならないですね。次回は、新しいWindows10マシンのことを書きます。これも使える環境を整えるまで面倒でした・・。パソコンに呪われている今日この頃です。

MacBook Airの悲劇(1)

 2年以上使っているMacBook Airを再インストールする羽目になりました。やってしまったなという感じです。Bootcampで使っていたWindows10 HomeのUpdate不具合からとんでもない展開になってしまいました。

 BootcampでWindowsを使い始めたのは、不評な?Windows8.1の終焉頃、Windows10の無償Updateが始まった頃です。8.1のメディアを購入し、速攻、無償Updateして、その後、問題なくバージョン1511(ビルド10586、正確には10586.873)までは使えていました。ただ、バージョン1607にUpdateできない問題は常に抱えており、以前のブログで紹介した通りです。行けるかなと期待させておきながら、「システムを構成しています」の残り3~5%で見事に期待を裏切ってくれるマイ〇ソソフトの得意技です。結局、再起動され、元のバージョンに戻されます。ユーザがじっと待っていた時間は何なんだろう・・?。

 その後、最近、Windows10バージョン1703が出たことと、Visual Studio 2017が出たことをきっかけに、懲りもせずシステム更新の再トライアルをしたのが運の尽きでした。トライアルしたのは、Microsoftのホームページにあったバージョン1703と1607の2種類について、Media Creation toolを用いて、
 ① USBフラッシュドライブ
 ② ISOファイル
のそれぞれを作成し、計4パターンを行いましたが、結論から言うとすべてNGでした。以下の「準備しています」画面がず~~と出続けて先に進みません。20170423waiting.png馬鹿正直に結局最長で1日半(36時間)待ちましたが、ダメでした。アホですね。非情にもビジーカーソルがくるくる回っています・・。
 ネットで原因を調べてみると同じ問題に結構多くの人が直面しており、原因も一つでないことが分かりました。マイ〇ソソフトさん、行けていませんね・・。Auto Updateなんて自分だけ楽しようと思ってもダメですね。殿様商売はダメですよ。ユーザが泣いています・・。

 そのような悪態をついていたのにバチが当たったのか、ネット情報で仕入れた裏技を試していた中で誤って、Mac側のパーティションを消してしまいました。万事休す。Windowsだけでなく、Macまで不能にしてしまうとは・・。絶望の先週末でした。愚痴は次回に続く。

ブログにスポンサーサイトが・・・

 この1ヶ月、公私ともに何かと忙しくてブログをアップできていませんでした。子供が春休みの間に久々の家族旅行で沖縄へ行ったり、その後パソコン(MacBook AirのBootcamp起動のWindows)の調子が悪く、いろいろやっているうちに大変なことが起き、パソコンの復旧に今日までかかってしまいました。結局、お金もかなり飛んで行ってしまいました。このことは、また後日お話しします。

 ブログは書いていなかったですが、日々のブログアクセス等は確認していました。昨日(4/21)確認すると、えっ??何これ??状態でした。20170422blog.png
 身に覚えのないスポンサーサイトが・・・。何かのウィルスに感染してしまったか、不正アクセスで記事が投稿されたかと思ってしまいました。
 よ〜く見ると、小さな字で(最近小さい字は辛くなってきた・・)、「上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告が消せます。」とのこと。原因が分かって、ホッとしました。

 パソコンも復旧できたので、またブログ再開です。次回は、Bootcamp起動のWindows Updateが引き金となった「MacBook Airの悲劇」と、「新Windowsパソコン購入後の格闘」についてお話ししたいと思います。そろそろ心の傷も癒えてきたので・・。

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興味のおもむくままに生涯考え続けるエンジニアでありたい。

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