2021/07/23
MacBook Airをクリーンインストールする
人は同じ過ちを繰り返す・・。先日、いまさらですが、MacBook AirのOSをCatalinaからBig SurにUpgradeしました。Upgradeを見送っていたのは、使用していたESET製のアンチウィルスソフトのInternet Security(以下、ESET)がBig Surに対応していなかったからです。以前のブログでもそのことを書いていましたね。忘れていました・・。MacBook Airの起動の度にOSのUpgradeの警告が出て鬱陶しさはありましたが、Catalinaのままでも問題なく使えていました。今回止めておけば良かったのですが、ふと、ESETがBig Surに対応したことを知り、思わずUpgradeしてしまいました。
結果は、起動スピードが爆遅・・。原因はBig Surに対応したESETが重たいようです・・。Catalinaの時は、普通に使っていてもESETが動いているのも分からないぐらいだったのですが、今回はダメでした。
Windowsと同じようなストレスを感じたので「クリーンインストールしてしまえ!」と即断即決。Catalinaには戻さずに、Big Sur 11.5でインストールして、遅くなる元凶のESETは入れないことにしました。
クリーンインストールのおかげで、ストレージもスッキリし、以前の高速動作が可能になりました。ただし、Big Surの起動はCatalinaより遅くなった感あります(我慢できるレベルですが・・)。
次に、直近で必要なPythonの開発環境をPCに構築しました。いつもはAnacondaをインストールしますが、作業環境やインストールされているパッケージの管理も大変なので、今回は「Docker」と「Remote-Containers」を使って環境を構築することにしました。必要な時に作成でき、不要な時はすぐに環境を削除できますので。
Visual Studio Codeから利用できる環境を以下の手順で作成しました。
1. Dockerをインストール
2. Visual Studio Codeの拡張機能のDockerをインストール


1〜3のインストールが完了後、以下の操作を行いました。
① Visual Studio Codeの左下のボタンを押す。
② Open Folder in Container ...を選択する。




セットアップが完了すると、左下に「Dev Container:Python3」が表示されて、利用可能な状態になりました。実際にテストコードを実行させましたが、動作も問題なしです。


Visual Studio Codeを利用し「Docker」と「Remote-Containers」を使うことで、簡便な開発環境ができることが分かりました。Anacondaを入れずに、かつパッケージ管理の面倒さからも解放されるのは良いことですね。うまく活用していこうと思います。