2021/10/10
Windows11が10/5にリリースされて、アンチマイ○ソソフトの私ですが、仕事上でWindows PCを良く使うので、なるべく早くWin11がどのようなものかを把握する必要がありました。会社で試せれば良いのですが、何かと制約があるので、自宅で味見をしようと思い立ちました。
初めに結論から言うと、自宅のPCでトライはしましたが、ハードウェアが適合していなかったことが分かり、Win11は動かせませんでした。結局、クラウド(Azure)上でWin11のVirtual Machineを動かすことで味見ができました。
今回はトライしてダメだった内容を備忘録としてお話しします。
今回試した自宅の個人PCは以下の2台です。
1. Mac mini(M1, 2020)
2. MacBook Air(11-inch, Early 2014)
1.については以前の
ブログでお話しした通り、
Parallels DesktopでWin10を起動させた際に、Win11へのWindows Updateのアナウンスが出ていながら「TPM2.0がサポートされていない」とのことで蹴られてしまいました。Intelが大好きなマイ○ソソフトなので、今後もM1チップのCPUではWin11は動かせないでしょうね。マイ○ソソフトのお偉いさんがM1-macには対応しないと発言していましたね。やれやれ、ユーザ無視の殿様商売・・(一個人の意見です)。
2.については、IntelのCPUだったので、期待しつつ、同じようにParallels DesktopでWin10を動かした後にWin11へUpdateしようとしましたが、ダメでした。早く気付いて調査しておけば良かったのですが、Win11が動かせるのはごく最近のCPUに限ってだったのですね。これもネット上でユーザ軽視と騒がれていますね。
Win11に対応したCPUリストはマイ○ソソフトの
ホームページで提示されています。今日(2021/10/10)時点のIntel Core-i5のCPUは以下の通りです。第8世代より新しいCPUが対象です・・。

MacBook AirのCPUはCore-i5ですが、改めて調べると

第4世代でした。これはダメだわ・・。早めに気付けば無駄な時間を過ごさなくても済みましたが、調査不足でした・・。
以下は、ダメに気付くまでの足取りです。
MacBook AirでParallels Desktop経由でWin10が動く状態で、Win11をダウンロードし、インストーラを動かしました。

Windows Installation Assistantというインストーラを実行。

「PC正常性チェックアプリを使用して互換性を確認する」というウィンドウが立ち上がりましたので、流れに従って「PC正常性チェックアプリを入手する」をクリック。

PC正常性チェックアプリのダウンロードをクリックし、実行して、

セットアップしました。

「完了」ボタンを押して、アプリを起動すると、

「PC正常性を一目で確認」画面が表示されましたので、「今すぐチェック」ボタンを押すと、

ああぁ、「このPCは現在、Windows11システム要件を満たしていません」とのこと・・。本当に「一目」で確認できました。「すべての結果を表示」ボタンを押し、中身を精査すると、

CPU(プロセッサ)がサポートされていないとの赤色の×印。セキュアブートとTPM2.0が警告マーク。結局、CPUが古いですよと言うことですね。

最後の画面はこれ。結局、新しいPCを購入しろということ。

Intelと組んでPCを買わせようとしていることが良く分かりました。あまり褒められた商売ではないですね、マイ○ソソフトさん。これが殿様ビジネスモデルなんでしょうね・・。(一個人の意見です)。
次回は、クラウド(Azure)上でWin11のVirtual Machineが動せたことをお話しします。PCをわざわざ新しく買い直さなくても、エコに味見はできそうです。