fc2ブログ

秋の訪れ

1週間前は広島、呉と尾道を歩き過ぎて、足首と足裏にダメージを受けましたが、ようやく痛みも治まりつつあります。歳をとると回復も遅い・・。

昨日(10/15:土曜日)は一週間の疲れがドッと出て、昼食後、夕方まで爆睡していました。天気は良かったのですが、体の回復が第一優先です。仕事は相変わらず多忙で、9月に入ってから自律神経のバランスも悪く、ストレスを抱える毎日です(継続中)。

今日は天気は曇りがちでしたが、青空も見えて、久々の休日散歩に出かけました。あっという間に、秋が深まった感があります。自宅に植えている金木犀も今年2回目の開花で、やさしい匂いを漂わせています。1回目よりも多くの花が咲いています。kinmokusei_221016.png
散歩の道中でコスモス畑がありました。cosmos_221016.png金木犀の黄色とコスモスのピンク色。秋の訪れです。肌寒くなってきました。今日も暖かくして寝よっと。
スポンサーサイト



AzureのCustom Visionを使う(3)

 前回の続きです。今回は、前回作成した学習モデルが具体的にどのようなものかについて詳しく調べて行きたいと思います。

 まず、学習後にCustom VisionのWeb画面の歯車マークをクリックすると「Project Settings」が表示されます。CustomVision_export_221016_1.png学習データの諸々の設定を確認できます。学習データをExportするための設定もあり、TensorFlowやONNX形式のファイル出力が可能です。ONNXはOpen Neural Network eXchangeの略で「オニキス」と読みます。Deep Learningモデルを様々なフレームワーク間で交換するためのフォーマットです。

学習データをExportするには「Performance」の下矢印とアンダーバーが合体したマークを押すと、CustomVision_export_221016_2.png出力ファイル形式が選択できます。CustomVision_export_221016_3.png今回はONNXとTensorFlowの二種類を試しました。ONNXを選択すると、以下のWindowが立ち上がりますので、Exportボタンを押しました。CustomVision_export_221016_4.pngその後、Downloadボタンを押せば、自身のPCに学習済みファイルが保存できました。CustomVision_export_221016_5.png
 Netronというアプリを使うことで、ONNXファイルの中身を可視化できることが分かり、早速確認してみました。CustomVision_export_221016_6.pngこんな感じで可視化できましたが、フローは結構長いものでした。最適化されていないのでしょうか?(今後、要調査)。

最後に、Exportした学習モデルをオフライン上のPCでPythonを使って実行しました。サンプルプログラムはgithub上にあるものを利用させてもらいました。
ONNXファイル(model.onnx)を使った実行結果は以下の通りで問題ないことが分かりました。CustomVision_export_221016_7.pngちなみに、TensorFlowの方(model.pb)も実行結果は問題ありませんでした。

AzureのCustom Visionは、手軽に画像を学習でき、かつ学習データをExportし、オフラインのPCにも実装もできるので大変魅力的ですね。今後、別案件で何か面白そうなものを探そうと思います。

AzureのCustom Visionを使う(2)

前回のブログで、Azure CognitiveServiceのCustom Visionの環境構築が完成した所までお話ししました。今回はそれを実際に使っていきたいと思います。

まず、Custom Vision Web ポータルをブラウザで開きます。CustomVision_setting_221010_1.pngSIGN INすると、以下のメッセージが出ますが、チェックを入れて「I agree」ボタンを押します。CustomVision_setting_221010_2.pngCustom VisionのProjects画面が出てきましたので「NEW PROJECT」を選択します。CustomVision_setting_221010_3.png今回のProject内容は、以前のブログでお話しした「ひらがな」の識別(分類)にしました。必要事項を入力して「Create project」ボタンを押します。CustomVision_setting_221010_4.png 次に、学習画像の読み込み画面が出ますので「Add images」を押して、CustomVision_setting_221010_5.png初めに「あ」の学習画像を読み込み、Tag「a」をつけた後、Uploadします。CustomVision_setting_221010_6.png次に、「う」の学習画像を読み込み、Tag「u」をつけた後、Uploadします。CustomVision_setting_221010_7.png
以下、Uploadした画像を用いた学習の流れです。
Trainを押して「Get started」ボタンを押すと、CustomVision_setting_221010_8.pngTraining Typeを聞いてくるので、Quick Trainingを選択して、「Train」ボタンを押すと、CustomVision_setting_221010_9.png学習が始まります。CustomVision_setting_221010_10.png
学習が終わった後に「Performance」を選択すると、学習性能を確認でき、「Quick Test」を押すと、テスト画像の判定ができます。CustomVision_setting_221010_11.pngBrowse local filesを選択し、テスト画像「あ」を読み込むと、学習モデルに従った予測が行われます。あ(a)を正しく判定できました。CustomVision_setting_221010_12.png次に、テスト画像「う」を読み込むと、これも、う(u)を正しく判定できました。CustomVision_setting_221010_13.png
簡単に学習モデルを作成でき、テストも簡単でした。

次回は、今回作成した学習モデルが具体的にどのようなものかについて詳しく調べて行きたいと思います。

AzureのCustom Visionを使う(1)

最近、安価なAIカメラや手軽に実行できるAIサービスを物色しています。その中でAzureのCognitive ServiceのCustom Visionを試してみようと思い立ちました。いつもの思いつきです・・・。

AzureのCognitive Serviceは以前に、翻訳Computer VisionAnomaly Detectorを使ったことがあり、blogでも紹介しました。今回も同じ要領で試せそうです。

まず、Custom Visionの概要を確認し、CustomVision_setup1.png「クイックスタート(Webポータル)」をクリックすると、Custom Visionのリソースの作成が必要であることが分かりましたので、Azure Portalから自身のアカウントで設定を行いました。

Azureのホーム画面で「リソースの作成」を選択し、その中からCustom Visionを選択して「作成」ボタンを押します。CustomVision_setup2.pngその後は、流れに沿ってリソースを作成します。ちなみに、日本国内でCustom Visionが利用できるのは、現時点(22/10/10)で東日本リージョンのみですね。CustomVision_setup3.png
以下、設定を続けます。CustomVision_setup4.pngCustomVision_setup5.png以下の条件で環境構築ができました。CustomVision_setup6.png価格帯には、F0とS0があるようですが、性能が異なるのは以下の表の通りです。F0でもお遊び程度に使う分には問題ないレベルです。CustomVision_setup7.png画像の高さ/幅(ピクセル単位)の最小値については、以下の(注)がありました。
「256 ピクセルより小さい画像は受け入れられますが、アップスケールされます。 画像の縦横比を 25:1 より大きくすることはできません。」
これも特に問題ないですね。

環境設定もできましたので、次回は実際にCustomVisionを触ってみたいと思います。

広島を旅する

日々の忙しい毎日と閉塞感から現実逃避するため、三連休の前半の二日間(10/8-10/9)を使って、広島に行きました。奥さんも一緒に現実逃避です。

10/7(金)の仕事から帰って、グッタリしている中、ホテルと新幹線をネットで即予約。こういう時は勢いですね。迷ったら自宅で三連休になったことでしょう・・・。

今回は今までの旅行と全く異なり、計画を綿密に立てていない「思いつき」の旅だったためか、2日間で20km近く歩き、非常に疲れました。ただ、それなりに密度は濃かったと思います。足の痛みは2日間経った今でも残っています・・・。

1日目の朝は、最寄りの京都から新幹線が取れずに、新大阪から乗車予定で、在来線で移動していましたが、電車に遅れがあり、結局、京都-新大阪間の1駅も急遽新幹線で移動することになりました。前途多難なスタートでしたが、京都-新大阪間を新幹線利用したにも関わらず、目的の新大阪発の新幹線にはギリギリセーフでした。在来線に乗っていたら完全アウトでした・・・。(教訓:JRはやはり遅延する。1時間ぐらいは余裕が必要)

昼前に広島に着いて、その足で急遽決定した目的地の呉に在来線で向かいました。呉で昼食。広島に来たので定番の広島お好み焼き(そば入り)を食べました。Hiroshimayaki_221008.pngその後、大和ミュージアムへ。一度行ってみたかったのですが、戦争末期の暗い歴史を考えると複雑な気持ちになりました。YamatoMuseum_221008.png館内に10分の1スケールの戦艦大和の模型が展示されています。巨大な船体であることがよく分かりましたが、すでに時代は「戦艦の時代」から「戦闘機の時代」だったんですよね・・・。Yamato_221009.png館内の展示の中に人間魚雷の「回天」もありました。「回天」の話はYouTubeで以前見たことがありましたが、実物を見ると、こんなに小さく、狭い所に人が入っていたんだと・・・。kaiten_221008.pngその後、海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)に寄って、正面に展示してある超巨大な「潜水艦あきしお」の艦内を見学して、呉をあとにしました。Akishio_221009.png広島市内に戻り、名物のカキを食して、ホテルで就寝。

翌日2日目は、ホテルで朝食後、チェックアウトし、平和公園を散策しました。奥さんが2019年に新しくなった原爆資料館(広島平和記念資料館)を見たいと言うので、一緒に行きました。35年ぐらい前に中学校の修学旅行で広島に行き、見学して以来ですが、なんとも言えない気持ちになりました。その後、自分の中で半日程度の余韻が続きました。AtomicBombDome_221009.png原爆ドームを見た後に、奥さんのリクエストで尾道に途中下車することにしました。

この尾道で歩き過ぎて、足首と足裏にダメージを受けました。天気も下り坂で、原爆資料館の余韻も続いており、気分が下がり気味でした。唯一救われたのは、千光寺山ロープウェイに乗って山頂の展望台から見た尾道と瀬戸内海の風景でした。あいにくの曇り空でしたが、雨にも遭わずに済みました。Onomichi_221009.png2日間の計画なしの旅でしたが、結果的に内容は充実していたように思いました。次に旅行する時は計画を立てて、余裕のあるスケジュールで、あまり歩かなくても済むようにしたいと思います・・。

ご訪問者数

(Since 24 July, 2016)

タグクラウド


プロフィール

Dr.BobT

Author: Dr.BobT
興味のおもむくままに生涯考え続けるエンジニアでありたい。

月別アーカイブ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: