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Pi NoIR Camera V2で遊ぶ(2)

 Raspberry Piに接続できる赤外線カメラPi NoIR Camera V2を使って、今回はOpenCVの使用環境を作ります。ネット検索すると、raspicam_cvというライブラリを用いることで簡単にできるとの記事が多数あり、早速試してみました。
 私のRaspberry PiではOpenCV 3.0を使っていました。ネット記事を読み、自分の環境に合わせて設定変更をしつつ、試行錯誤を繰り返しましたが、うまく行きませんでした。
 OpenCV 3.0は昔々インストールしたので、環境設定がうまく行っていなかったのかな、再インストールしようかなと思いつつ、結局は、最新のバージョンの3.1に上げて、環境も整えて、再トライすることにしました。OpenCV 3.1のインストールはこのサイトに丁寧に説明してあり、参考にしました。

 仕切り直して、OpenCV 3.1とraspicam_cvの組み合わせで再トライしたのですが、うまく行きません。OpenCV 3.1単体の動作はUSBカメラをつないで確認し、問題なしでした。
 原因・対策をネットで探していたら、同じ悩みを持つ仲間がおられました。記事によると似たような名前ですが、「raspicam」というライブラリを用いるとうまく行く内容が書かれてありましたので、早速試してみました。

セットアップの手順はこのページに説明されていますので、その通りに進みました。

1. 個人環境(/home/pi/)の下にgitフォルダを作成 : pi@raspberrypi ~$ mkdir git

2. gitフォルダに移動 : pi@raspberrypi ~$ cd git

3. 以下、サイトに記載の手順に従う。
    git clone https://github.com/cedricve/raspicam
    cd raspicam
    mkdir build
    cd build
    cmake ..

4. cmake ..を実行した際に表示される以下の文字列の中で「-- CREATE OPENCV MODULE」の値が1であることを確認する。0の場合は、ライブラリのOpenCVのモジュールがコンパイルされないとのこと。
    -- CREATE OPENCV MODULE=1
    -- CMAKE_INSTALL_PREFIX=/usr/local
    -- REQUIRED_LIBRARIES=/opt/vc/lib/libmmal_core.so;/opt/vc/lib/libmmal_util.so;/opt/vc/lib/libmmal.so
    -- Change a value with: cmake -D<Variable>=<Value>
    --
    -- Configuring done
    -- Generating done
    -- Build files have been written to: /home/pi/raspicam/trunk/build

5. コンパイル、インストール、ldconfigのアップデートの順に実行する。
    make
    sudo make install
    sudo ldconfig
これで、環境セットアップ完成です。
 
 次に、環境が問題なくセットアップされているかにつて、サンプルプログラムを実行させて確認します。サンプルプログラムのソースコードは4種類~/git/raspicam/utils/内に入っていました。このフォルダ内で
    cmake .
    make
を実行すると、新規にutilsフォルダが作成され、~/git/raspicam/utils/utils/内に4種類の実行ファイルが作成されました。
    sudo ./raspicam_test
を実行すると、撮像画像がppmファイル形式で保存されました。また、raspicam_cv_testを実行するとjpgファイル形式で画像が保存されました。問題なく、ライブラリはセットアップできたようです。

 次回は、サンプルプログラムを一部変更して、動かしたいと思います
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