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Raspberry PiでRoland SC-55mkIIを使う(1)

 久々にMIDI音源を触りたい衝動に駆り立てられました。いつもの思いつきです・・。

 手持ちの音源は30年ほど前に購入した、RolandのSC-55mkIIです。大学の一時期にコンピュータミュージック(MIDI)にハマっていた時があることは、5年前のブログでもお話をしましたが、その後、この音源は利用されることもなく、部屋のインテリアとして存在感を示していました。
 最近はソフトシンセという便利なものが簡単に利用でき、ミュージシャンでない素人があえてハードウェアの音源を利用することは少ないのかな?とも思います。

 この音源は、かなり使っていなかったので、埃が筐体内に入っていないこと、基板に劣化箇所がないことを確認しました。蓋を開けると、思った以上に綺麗な状態でした。SC-55mk2_1_230504.png基板も密な実装ではなく、空間的にゆったりした回路設計ですね。メインのチップはTC6116AFという音源DSP(Digital Signal Processor)です。SC-55mk2_2_230504.png
 さて、蓋を閉めて、いざPCと接続しようとしましたが、30年の歳月はPC側のインターフェースにうまく対応しておらず大変難儀しました・・。

 PCと音源の接続はYAMAHAのUX16という片側がUSB、もう片側がMIDIのDINコネクタ(INとOUT)の付いたケーブルを使いました。ちなみに、この製品は2001年に発売されましたがすでに生産終了しています。
 通常ならばPCにドライバを入れれば認識し機能するはずなのですが、MacBookAir(Early2014 Big Sur:そろそろ買い直し?)ではドライバはインストールできても、UX16のUSBケーブルをPCに接続後に認識しませんでした・・。

 PCと音源の接続には、シリアル通信でも行けるのでトライしました。手持ちに「ミニDIN8ピン」のプラグがないので、ジャンパ線を駆使して配線しましたが、急な路線変更で情報不足でうまく行きませんでした。後日、再トライしようと思います。SC-55mk2_3_230504.png
 結局、一旦、MacBookAirはあきらめて、Raspberry Pi4で試してみようと思いました。YAMAHAのUX16をRaspberry PiのUSBポートに接続すると、見事に認識!RaspPiSetting_1_230504.png その後、MuseScoreというアプリ経由で標準MIDIファイル(SMF)を再生しようと試みましたが、うまく行かず・・。設定が不十分??後日、再トライ・・。

 路頭に迷いつつ、ネットで情報をかき集めているうちに、ターミナルから「aplaymidiコマンド」を打ち込めば良いことに気づきました。RaspPiRun_0_230504.pngaplaymidiコマンドに「-p」オプションをつけ、ポート番号とmidiファイル名を付与することで通信ができそうです。

 以下のコマンドをたたくと、Portは16:0であることが分かりました。
aplaymidi -l
RaspPiRun_1_230504.png最終的に
aplaymidi -p 16:0 midi_file_name
で音源にデータが送信され、音源から演奏が始まりました。SC-55mk2_4_230504.png
 長い道のりでしたが、レガシー音源であるRolandのSC-55mkIIをRaspberry Piから操作して音を鳴らすことができました。次回は今回保留にしていた内容について調べていこうと思います。
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