2023/10/29
ChatGPT4を使う(4)
今年の4月のブログでChatGPT4を有償で利用した内容のお話をしました。当時、画像とテキストの両方の入力を受け入れる「マルチモーダルモデル」が利用できるという触れ込みがあったので・・。ただし、機能実装がまだだったので、1か月で有償サービスを止めました。その後、BingやGoogle Bardに画像入力が導入されたのでそちらを利用していました。4月に初めてChatGPT4を試して半年が経ち、もう一度使ってみたいなと思い立ち、まず、①OpenAIのAPIか、②先日開通させたAzure OpenAIのAPIを利用しようと考えました。毎月$20払い続けるよりも、利用した分だけ請求される方が納得できますので。平日の日中は仕事で利用できず、土日が利用のメインなので、月3,000円(150円/ドル:直近円安進む・・)は正直な所、割高に感じます。
まず、①のOpenAIのAPIについてですが、情報によると、GPT-4のAPIアクセスについて、以下の2点が記載されていました。ともに当てはまらずで断念しました。
1. 2023年7月6日、1ドル以上の支払いを成功させたすべてのAPI ユーザーにGPT-4 API (8k) へのアクセスを許可しました。間もなくすべての開発者にアクセスを開放し、その後はコンピューティングの可用性に応じてレート制限の引き上げを開始する予定です。現在 GPT-4-32K API へのアクセスは許可されていませんが、後日利用可能になる予定です。
2. 2023年8月18日以降に作成された API アカウントの場合、0.50 ドル相当以上のプリペイドクレジットを購入すると、すぐに GPT-4 にアクセスできるようになります。
1.において、月1ドル以上利用すれば開放されるのかもしれませんが、試していないのでよく分かりません。また、「間もなくすべての開発者にアクセスを開放」と書かれていますが、一向に気配なしですね・・。2.については、8/18以前にAPIアカウントを作成していたので「NG」でした。中途半端な立場でがっかり。
②のAzure OpenAIのAPIですが、これもスムーズに行きませんでした。利用希望者が多く制限されている感ありです。そもそもGPT4を利用する際にはWait Listに申請が必要でしたが、直近は不要になっているはずで、



ネットを彷徨っていると、「GPT-4モデルの作成に利用できるカナダ東部、スウェーデン中部、スイス北部などの別の地域を使用することをお勧めします。」との情報を得ましたので、カナダ東部とスイス北部の2拠点で確認しました。結果は「GPT-4の環境をデプロイできましたが、実際動いているのはGPT4ではない。」でした。原因はよく分かりません。

結局、最終的にはあきらめて、$20を出費することにしました。半年ぶりの課金です・・。楽に、Free Planから切り替え完了。ChatGPTPlusに変身!です。


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